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★CONTENTS★
アミル新聞画像
-------vol.4 2007年12月1日号
【特集】
今そして未来に向かって 〜若者が活躍するNPO紹介〜
【NPONEWS in Yamagata】
「やまがた公益大賞グランプリ決定!」
【県内NPO活動紹介】
山形福祉移動サービスネットワ-ク様

NPOコラム 「NPOの社会責任」
空想マンガ それいけNPO子ちゃん!」
アミル事務局通信



【特集】今そして未来に向かって 〜若者が活躍するNPO紹介〜
これからの未来を担う若者が、取り組む山形県内の様々なNPO活動を紹介します。
   西沼田サポーターズ・ネットワーク NPO法人 西沼田サポーターズ・ネットワーク
地域に愛される遺跡をめざして

 天童市大字矢野目に所在する西沼田遺跡は、古墳時代後期の貴重な農村集落跡として、国の史跡として指定を受けています。遺跡では、現在『西沼田サポーターズ・ネットワーク(以下西沼田サポネット)』の皆さんが、様々な遺跡の保存と利活用に関わる様々な活動を行っています。

 
 

 指定地の維持管理・活用、それを行う組織のあり方、市民の憩いの場や、学習・体験の場としての活用方法などを検討するため、組織の前身にあたる「西沼田遺跡の将来を語る懇談会」が平成17年に発足しました。市と地域住民・アドバイザーのほかに、地元の学生やOGなどが参加しました。昨年秋に、遺跡で「古代体験秋まつり」を開催。地元学生のボランティアなども手伝い、遺跡見学会の他、アンギン編みや勾玉づくりなどの体験も行われました。

 現在の主な活動は、遺跡説明会や遺跡周辺の清掃活動、土器づくり体験など。今年の春から、遺跡公園内に復元された田んぼで古代米を栽培し、約2俵分の古代米を収穫しました。田植えは手植え、稲も鎌で一株一株刈り取り、若い人は地域のおじいちゃん・おばあちゃんにコツを教えてもらいながら作業でした。古代の風景が思い浮かぶようです。

 事務局で活動している秋葉さんは、社会人1年目。皆でひとつの目標に向かって、協力し合いながら活動していく中で学ぶことはとても多いと話します。地域の方と触れ合う機会が多く、このNPOに参加して人とのつながり、関わり合いの大切さを改めて感じているそうです。

 遺跡を守ろうという地元住民の意思と会員の皆さんをサポートする事務局や学生などの力が連携して作られている西沼田サポネット。地域の皆さんに愛される遺跡を目指し努力しています。



 
   空飛ぶ鳥居・バルーンプロジェクト 空飛ぶ鳥居・バルーンプロジェクト
地域の方と一緒に新発見

 「空飛ぶ鳥居!?」不思議なプロジェクト名ですが、実際に鳥居が空を飛ぶ訳ではありません。地域に残された文化遺産や景観など、文化+自然遺産を空から撮影・記録し、地域の人々に身近な文化遺産の価値と魅力を再発見、再認識してもらうプロジェクトです。今現在、東北芸術工科大学文化財保存修復研究センターと学生達により活動が行われています。

 
 

 この活動が本格的に始動したのは、平成19年の4月から。これまで、山形市元木、鶴岡市三瀬、東根市大森山などで活動を重ねました。活動は撮影地域の事前調査、数回の撮影リハーサル、そして地域住民参加の文化遺産踏査会、空撮体験、発表会の順に行われます。

 撮影には小型バルーンと凧を使用し、その下部にカメラを取り付けて50〜200m程飛ばし、上空から360°方向を撮影します。参加者は小学生からお年寄りまで幅広い年齢層の地域住民の方々です。空撮会では、今までとは違った視点から自分たちの住む地域を俯瞰することができ、お年寄りは様々な地域の記憶を思い出し、話してくれます。学生達は、そのお話を聞き、文献にも記されてない地域の情報を学んでいます。

 特に活動に参加した子ども達は、まるで宇宙船のようなバルーンを見上げながらびっくり。しかし、自分たちの身近な地域を空から見ると、楽しさ一杯の笑顔を浮かべます。今まで見たことのない鳥のような目線から、身近な地域を自由に俯瞰するという新鮮な感動を満喫していました。

 地域の場に地域住民・学生が一緒に立ち、また世代を越えての交流がなされています。これから来年の新緑にかけて庄内と村山をつなぐ街道・六十里越街道の月山を中心に「飛び回る」予定。これからの活動も楽しみです。



 
   Cherish Club Yamagata (CCY) Cherish Club Yamagata (CCY)
 外国にルーツを持つ児童・生徒への教科学習のための学生ボランティア団体

 山形市で活動する学生ボランティア「Cherish Club Yamagata (CCY)〜世界の子どもたちの笑顔のために〜」は村山広域外国人等子ども日本語習得支援協議会の一事業として、平成17年度に設立されました。毎週日曜日、霞城セントラルの山形市国際交流協会内活動室で、大学生ボランティアによる外国らルーツを持つ児童・生徒への教科学習支援教室を開催しています。

 
 

 通ってくる児童・生徒は日本語の習得がまだ不十分な子どもや、一見日本語には問題ありませんが教科で問題を抱える子どもなど、背景が様々な子どもたちです。学生ボランティアはやさしい日本語や辞書を使いながら、わからないところを説明したり、教科書の漢字にルビをふったりして子どもたちの学習をサポートすべく頑張っています。

 また、教科補習だけでなく、この教室が子どもたちの心の拠り所になるように、学生ボランティアと子どもたち、そして子どもたち同士の交流を大切にしようと努めています。メンバーは教師ではなく身近に相談や質問ができるお姉さん、お兄さん的存在として、教室では、学校生活の質問、悩みの相談にものっています。

 子どもたちが同じルーツ持つ仲間が集う教室で、安心して自分を出せる居場所作り。そんな場所を学生であっても寄りそう心があれば作ってあげられると、代表の田中さんは話します。教師や日本語指導員には担えない役割りを、学生ボランティアは認識し、子どもたちの心を大切にしながら活動しています。



 
   NLA NLA
自分らしさを表現するティーンのネットワーク

 NLAができたのは、今から30年近く前、愛知県名古屋市のひとりの高校生が、当時高校生の喫煙が社会問題化していることに問題意識を持ち、「大人からの受け売りではなく、高校生自身でモラルを考えよう」と提案したのが始まりでした。「自分の人生は誰のものでもなく自分のもの。だから自分で責任を持ってつくっていくんだ。」とみんなのココロが共鳴し、動き出し、NLA=ニューライフ・アドベンチャーが誕生しました。

 
 

 活動は、地域の実行委員会が中心。地域、学校、学年、を越えて、違う感性を持った人と出会い、仲間とともに自分の新しい可能性を見つけていけることもNLAの醍醐味です。今年は山形のメンバーが実行委員会を作りイベントをプロデュース。出場者はもちろん、ライブを裏で支えるスタッフも10代の「COOL〜Cherry Over occasion Live〜」や『ナキワラ山形大会』を開催しました。コンセプトづくりから、実質的な企画、運営、PRまで、それぞれの考えや思いを受け止め合い、話し合いながら、真正面から取り組むことで、ひとりひとりの大きな財産になったイベントでした。

 世の中にはいろんな感性を持った人が本当にたくさんいる!人っておもしろい!そんなことを感じ、お互いを認め合うことで、人生ってさらにおもしろくなっていくものと感じているそう。ひとりでいたら、絶対気づかなかったこと。自分は感じていたのに、だれも感じていなかったこと。そんなことを、多くの仲間と共有することで、新しい自分になる。いつもパワフルパワー全開で活動しています。



 


【NPONEWS in Yamagata】
「やまがた公益大賞グランプリ決定!」
   やまがた公益大賞
■「やまがた公益大賞」グランプリ (敬称略) 
  山形県立置賜農業高等学校地産地消研究会

■授賞団体(あいうえお順・敬称略)
・特定非営利活動法人 きらりよしじまネットワーク
・特定非営利活動法人 クリエイトひがしね
・特定非営利活動法人 庄内アインシュタインの会
・特定非営利活動法人 みなと研究会

当日のレポートを公開しています。ぜひご覧になってください。
 
 

 11月11日(土)、山形市遊学館において、NPO・ボランティアフォーラム2007「やまがた公益大賞」が山形県主催で開催されました。これは、県内のNPO・団体・企業が取り組む優れた公益活動を「やまがた公益大賞」として顕彰し、県民に紹介し公益活動の関心を高める目的として行われました。

 アミルは、「やまがた公益大賞」の公開プレゼンテーションと授賞式を担当。どの授賞団体の活動もすばらしいものばかりでした。結果は、左の通りです。授賞団体のみなさま、おめでとうございました。


 


【NPOコラム】NPOの社会責任
   NPOの社会責任

NPO法人の認証数が着実に増えて、社会的な認知度も高くなりつつあります。最近では、団塊の世代の大量定年を機に、NPO分野への人材取り込みの話も良く耳にするようになって来ました。NPOが確実に増え、社会的な役割も重くなってきたということは、とりもなおさずNPO側の責任もまた大きくなってきているということだと思います。NPOといっても、さまざまな分野・規模そして思いがあるので、すべてを一括して考えることは困難ですが、法人運営にも社会的な責任が伴ってくることを認識しなければなりません。

 
 

 今、企業の社会的責任が声高に叫ばれていますが、NPOにとっても「NPOだから・・」とか「ボランティアが多いから・・」と言った“甘え”を、一般社会は単なる責任逃れにしか捉えてくれないことも認識しなくてはなりません。

 その責任は、NPOから見て外の社会へ対するものと同様に、NPO組織内にも言えることです。例えば、さまざまな分野で今、事業型NPOが増加していますが、事業を遂行するに当たってはマンパワーが必要になってきます。有給スタッフの数も当然増えてくる結果、スタッフに対するさまざまな待遇もこれからNPOに課せられた大きな課題の一つになります。きちんとした事業計画を立てることは当然ですが、その中にはスタッフへの賃金や勤務形態、そして責任の範囲など、一般企業に求められるものと同等の労働条件も考慮しなければならないことも認識しておくべき事柄です。「いい事だから!」「私達がやらなければ!」と、言った使命感を持つことはNPOにとって大切ですが、組織として継続的なサービスを提供していくためにはこういったマネジメントもまた、必要だと言う認識を強くもっていかなければいけないと感じています。

(アミル事務局 斉藤和人)


 


【NPO活動紹介】 山形福祉移動サービスネットワーク
  山形福祉移動サービスネットワーク 山形福祉移動サービスネットワーク  
 

移動サービスとは、公共交通機関の利用が困難な人を対象に、車を使って有償で外出の支援を行うサービスです。「福祉有償運送」と呼ばれています。介護の必要な高齢者、障がい者、妊産婦などが主な利用者です。

 現在、山形県内では過疎化による路線バスの廃止や同居する若夫婦の共働きなどにより、高齢者の交通手段が失われるという状況があり、市民活動団体などによる移動サービスが盛んになってきています。

移動サービスを行う運転者は、道路運送法の知識や福祉車両の使用法、高齢者・障がい者の方の介助方法等を身につけることが義務とされているため、国土交通省の認定した講習を受講しなければなりません。九月二十九、三十日に「福祉有償運送初任者運転者講習会」が開催され、約六十名の方が受講しました。今回は、その講習の主催をしているのが、『やまがた福祉移動サービスネットワーク』(以下移動サービスネット)です。移動サービスネットでは、移動サービスを行う団体の運転者研修会(年五回開催)、運行管理者研修などの実施、移動サービスについての情報提供・相談などを主に行っています。

 今回の講座は二日にわたって開催し、一日目は講師を迎えて講座が行われ、二日目は、実際に福祉車両・セダン車両を使用しての乗降介助演習、障がい者・高齢者疑似体験などが行われました。

 福祉車両を使用した演習では、実際に使用されている車椅子の乗車できる車両三台が用意され、実際に車椅子に乗り、介助される側・介助する側に分かれての乗降介助体験を実施。車の使用方法を聞き、その後乗降介助を体験していきます。参加者は、不安なことがあると講師にその都度質問をし、またこうした方が良いなど班毎に意見を出し解決していました。また、車椅子に乗り、障がい者の目線で介助を体験し、車内の屋根の高さによる圧迫感・シートベルトの固定の固さ・段差の震動などを細かい部分まで感じ取り、利用者の不安感・安心感などを体感していました。

 移動サービスの運転は、一般の自動車運転より、より高い安心・安全が求められます。運転技術を習得するだけでなく、車両の使用技術・利用者の気持ちになって運転することや乗降介助の方法を知ることも必要です。この講習は運転者としての基礎を作る大事な一歩だと思います。移動サービスネットは、すべての市民に質の高い安心・安全・安価な移動手段を提供するため、活動しています。



 


【空想NPOまんが】 それいけ!! NPO子ちゃん
 
それいけNPO子ちゃん

 


アミル事務局通信
 
 当会は、「平成十九年度山形県中間支援機能整備事業」を受託し、一月よりスタートいたします。

【実施予定イベント】
NPO実務講座   〜事業報告書の作成〜
事業報告に必要な会計知識と報告書作成のノウハウを学びましょう。

NPO相談会
 NPO活動や運営に関する質問などをお受けします。(事前申し込 みが必要です)
 その他、応用講座や交流会の実施も予定しております。詳細が決まり次第、ホームページなどでお知らせいたします。奮ってご参加ください。

★★★編集後記★★★
 快く取材に応じてくださった団体の皆さん、ご協力ありがとうございました。皆さん熱心に対応してくださり、感謝いたしております。
 NPOWILLでは今後も、NPOの活動紹介やNPOに関するイベントなどの情報を広く県民の皆さんへお伝えできるよう励んでいきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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2005.11.10;2005年9月15日号

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